《ベーシック・インカム》という名の『心臓』

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=45769321&comm_id=309137
ベーシック・インカムの「哲学」
191 2010年03月16日 12:50 たけ(tk)

たけ(tk)の《ベーシック・インカム》の考え方を語ろう。

ベーシック・インカム》は、  《ヒトの群れ》という社会有機体に『心臓』を与えるモノである。

心臓は、身体のすべての細胞に強制的に栄養を支給する器官である。

心臓の無い生き物もある。それらは、個別的な細胞間の浸透圧の違いなどによって、緩慢な栄養素の拡散という仕組みに基づいているのだろう。しかし、生物の身体が複雑化しシステム化すれば、そのような原始的な仕組みでは身体を生かし続けることはできない。

人間の社会にも、『心臓』(人々に強制的に生存保障を与える制度)の無い社会もある。しかし、複雑化した人間の社会には人々に強制的に生存保障を与える制度が必要となる。それが《ベーシック・インカム》である。

【参考】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E8%87%93
心臓(しんぞう)は、特に脊椎動物のもつ筋肉質な臓器であり、律動的な収縮によって血液の循環を行うポンプの役目を担っている。あるいは、環形動物・軟体動物・節足動物における似たような役割の構造である。
ある程度規模の大きな多細胞の動物において、細胞が代謝を維持するには常に血液によってエネルギー源や酸素を受け取り、老廃物や二酸化炭素を運び出す必要がある。